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車いすでぷらと観光 ー 季節のお出かけブログ
神奈川県総合防災センター  神奈川県厚木市

(取材:2015年5月初)
数々の自然災害をニュースや映像で見られるようになった現代、情報が増えた分、知ったような気になっている自分がいるのも事実。今回は少し防災に対する意識を高めるためのお出かけスポットを紹介しようと、神奈川県の防災センターに足を運びました。介助の必要な家族がいるご家庭や高齢者施設では、防災に対する意識を高める機会を積極的に増やし、いざという時に慌てない準備が特に必要です。ここでは災害シミュレーションを実際に体験できるので、優先順位や役割分担なども想像しやすいのではないでしょうか。
こちらが厚木市にある神奈川県総合防災センター。消防学校と隣接した施設になっていて、様々な訓練や非常時に備え、広大な敷地となっています。(入館無料)
ロビーには消防用具進化の歴史が展示されていました。この3輪ポンプ車は昭和38年まで製造されていたものだそう。木造建築の日本では、火消しが発達しています。
2階には非常時の食品や持ち出し品が展示されていたのですが・・・。正直とても見づらかった。回遊スペースと展示スペースとの距離が遠くて、見えない。実感しづらい展示は残念。
仕方ないので大きなパネルを読み進む。パネルの内容もあまり濃くなかったけれど、水道水による飲料水の保管方法は参考になるので下記に特記しておきます。
【水道水の保存方法】
●密閉性の高い保存容器を使用し、水を取り換えるたびに十分洗浄する。
●煮沸はしない(塩素が消えてしまうので)。
●水は少し流してから容器に入れる。
●容器の中に空気を残さない。
●すばやく蓋を閉め、容器の口に手など触れないようにする。
●清潔な場所の日陰に保管する。
●一人あたり必要な飲料水は一日3リットル。3日分は保存しておくこと。
●持ち出し時にはペットボトル500mlを1〜2本。
展示は期待外れでしたが、ここでは災害を体験できるのがポイント。この部屋では東日本大震災をモデルにした震度7までの揺れを体験できます。
※他にも消火、暴風雨、煙避難などの体験ができます。
火災時の煙非難体験は初めてでした。仮想の煙を充満させた部屋の中を逃げるのですが、これほど視界が奪われるとは・・・。少し脅威でした。「とにかく姿勢を低くして」という意味が実感できます。
こちらは介護ベッド用のシェルター。家屋の倒壊から身体の不自由な高齢者や患者を守ってくれます。3点ほど展示されていましたが、この檜タイプのはインテリア性もあってとても良いと思う。
万が一時の身元確認にはIDインソール。裏に氏名、生年月日、血液型、緊急連絡先、既往症などを記したカードをセット。認識性の高いロゴマークが迅速な身元確認につながります。携帯忘れの心配もありません。
クイズ形式で防災知識を深める「Q&Aコーナー」もありました。かんたん、中級、上級とコースが分かれているので、家族や友人とワイワイ言いながら答えていくのも楽しいかもしれません。
厚木まで来たら、おいしい豆腐店の多い秦野にぜひ立ち寄ってみてください。丹沢大山のおいしい水でつくられた豆腐は格段に美味いです。写真は、なかでもおススメの「五右衛門」です。
五右衛門の豆腐はどれも美味いですが、単品価格はお高め。でも、写真の5点セットはなんと500円なんです!賞味期限の迫ったものを格安セットにしてるんですよ。保冷剤もつけてくれるので土産にも喜ばれます。絶対おすすめですよ。


「神奈川県総合防災センター」までの福祉タクシー利用料金は?

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